自分らしく生き抜くことを見つめて。超高齢化社会に真に必要なサービスとは?|株式会社Red Bear
『介護がいらなくなる介護を目指す。』
シルバーサービス事業を展開する株式会社Red Bear代表の熊瀬哲正氏は、高齢者自立支援のゴールをそのように定め、これまでにない事業モデルを掲げた第一人者です。介護ではなく「自立支援」を主軸とする事業では、リハビリ型サービス、自立生活の維持、そしてIT技術を活用した「高齢者の自己実現」までをワンストップでデザイン。そこに至るまでには、接してきた多くのお客様との心の繋がりからの学びがありました。
本インタビューでは、生きることが楽しくなる老年期の創出や、企業の枠を超えた社会変革について語っていただきました。これは、今を生きる全ての人に希望を与えるものになるでしょう。
株式会社RedBearの事業を紐解く
本日はよろしくお願いいたします。
はじめに御社の事業内容について教えてください。
弊社の事業はシルバーサービスです。一見「介護」の会社に見えるかもしれませんが、弊社を立ち上げて以来、介護の会社だと名乗ったことはありません。シルバーサービスを包括的に展開している高齢者向けの企業だとご認識ください。
現在の主力事業はリハビリ型のサービスで、都内で23店舗を展開しています。このリハビリを含む介護のワンストップサービスが、事業の第1弾です。
リハビリ型のサービスは、従来の介護サービスとはどのように異なっているのですか。
従来の介護は、お客様の体が悪くなることを想定しています。たとえば、デイサービスから始まり、体調が悪くなってきたら訪問介護へ。ご自宅で過ごすことが難しくなると訪問看護、そして最終的には特別養護老人ホームなどの施設に入るという流れになります。しかし、私たちはそのような介護業界の流れに対して、新しいアプローチを取り入れました。
私は最初の3年間、現場で店長を務めました。送迎から何から、お客様の対応をすべて行いながら、3店舗を立ち上げました。この時期のお客様との関わりの中で、お客様が本当に望んでいることは「体が悪くならずに、元のように自立した生活を続けること」だと強く感じました。自分でお風呂に入ったり、旅行に行ったり、地域に貢献したり。お客様は、自分のことを自分でやりたい、自身の尊厳を保ちたいと強く思っておられます。
だからこそ、事業の第1弾として自立支援サービスを立ち上げました。本事業は、お客様が日常生活を自分の力で滞りなく行えるようにすることを目指しています。これにより、超高齢化社会という社会問題にも、プラスのインパクトをもたらすことができると考えています。そもそも、高齢化社会になること自体は問題ではありません。そうなったときに、生活を維持するために余分なお金や、支える側の時間・労力がかかることが問題なのです。ですから、高齢者の方が自分の力で生きられるようにサポートする我々の事業は、十分価値があると思っています。
支援サービスを受けたお客様の身体の回復はどのように進んでいくのでしょうか。
自立支援サービスを受けてくださった方の7割は身体機能を改善していかれます。車いすの方が立ち上がって歩を進める姿などは、やはり感動しますね。
しかし残念ながら、介護状態から自立したお客様でも、半年から1年で再び状態が悪化する方が少なくありません。自立した後に、フィットネスに通うことや自分でトレーニングを続けることが容易ではないからです。そのため、再び介護が必要になるという現実があります。
そこで出てくるのが御社の2つ目の事業ということですね。
はい。我々の事業の2つ目は「スタジオレッド」の運営による自立継続サービスです。
自分のことが自分でできるようになることが第一段階。そしてその状態を維持してその後の生活を保っていただくことを目指すのが第二段階です。
一般的なフィットネスサービスはすでに世の中にありますが、前述のように高齢者の方がマシンを自分で操作することは難しいです。また、行政主体の体操教室などは、専門の方がおらず憩いの場やおしゃべりの場になってしまいがちです。そのため、本当の意味で介護状態から自立した人が継続して健康を維持する場はこれまで存在しなかったと言えます。
具体的には、スタジオレッドではどういったことを実施しておられますか。
簡単に言うと、「フィットネス以下、介護以上」の取り組みをしているのがスタジオレッドです。リハビリサービスを卒業した方の維持に加え、介護予備軍の方も対象にして、介護予防の役割も兼ねています。
今はお客様のご自宅に訪問して、オーダーメイドの施術を行うことを基本としています。
ひとりひとりオーダーメイドでプランを作るのですね。サポート内容を類型化しないのはなぜでしょうか。
お客様ごとに状況がそれぞれ異なるからです。100名いれば、性別も体の状態も病歴も違います。筋肉の量も違いますし、さらに踏み込むと性格が異なります。全く同じ身体状況の方が仮におられたとしても、心にスイッチを入れる方法には必ず個人差があります。それが完全オーダーメイドにこだわる理由です。
心身のハードルを減らすためにも、スタジオに通ってもらうのではなくて、講師がお客様のご自宅に出向く形を選びました。
目の前の個人にとことん寄り添った素敵なサービスですね。
逆に、この事業をする上で難しい点は何でしょうか。
自宅にお伺いする形だとスタッフの時間も拘束されるため、どうしても単価が高めになる点です。その点ではまだ、「誰もが使えるサービス」ではありません。しかし、出張サービスの形をちゃんと育て適切な利益を上げ続けていけば、サービスのラインナップも広げられます。それを見据えて、今は出張パーソナルサービス1本に絞っています。そして、間口を広げられるフェーズになれば、ゆくゆくは店舗型をやっていくつもりです。
訪問トレーニングの時間や内容について教えてください。
トレーニング自体は1時間が基準で、延長される方で90分程度です。
汗をかくようなハードなことはやりません。運動の基本は、ストレッチなんです。ストレッチなくして運動は語れません。ご高齢の方は、関節の可動域が狭くなっておられます。それが日常生活の自立を阻害しています。たとえば、洗濯物を干すこと1つとっても、腕が上がらなくなると、それだけでもう干す動作が困難になります。そうなるとヘルパーさんを頼まないといけません。ですから、自立のためにはストレッチで可動域を広げることがまず重要になります。
人の体は単純で、使ったら筋肉は増えますし、使わなかったら減っていく構造になっています。動かす範囲もそうで、使っていれば適正範囲に広がっていきます。何歳になってもこれは変わりません。もちろん反射神経など脳と関わってくる要素もありますが、まずは可動域を広げて、動ける体になること。そして体を支える筋力があることが重要です。階段を上がるのにも筋力がいりますし、お風呂に入るときに浴槽をまたぐのにも足の筋力が必要ですよね。
イメージができました。他にはどういった力を回復することが必要でしょうか。
そうですね。もう1つは、脳神経からの命令機能です。これも、使わないとどんどん衰えていきます。ちょっとした段差があるとき、私たちは「危ない!」という指令が脳からすぐに出てまたいで回避できますが、脳からの命令とその反射が遅くなると、躓いて転んでしまいます。高齢者の方の怪我の半分以上は家の中での転倒です。それで骨折されて1ヶ月入院となり、その期間に筋力量が一気に下がって歩けなくなる、というパターンがとても多いのです。
可動域を広げるストレッチ、筋力を取り戻すトレーニング、そして脳トレが基本の要素になってきます。
高齢者自立の第3フェーズと社会課題
身体機能を回復する第1段階、それを維持する第2段階についてお話しいただきました。
第3段階は、どのようなフェーズでしょうか。
ここからは、まだ我々の中でも道半ばの、未来の話になります。
お客様と対話すると、晩年にこそ、「もっとこうしていきたい」という様々な想いがあることが伝わってきます。誰かに必要とされているという実感が人には必要です。そんなプラスの役割を高齢者の方も果たせるようにすることを目指すことが、第3フェーズです。身体機能にだけアプローチして、じゃあ後は自分でがんばってください、というわけにも行きません。活躍できるインフラを整備し、事業を通して社会に貢献することが目指すべき道だと考えています。
とは言え、実際80~90代の方々にとって、現実社会というのは不自由なものです。多かれ少なかれ身体的制約があります。その解決のためには、IT技術を活用して新たなサービスを提供していけるかが大きい要素になってきます。仮想空間やメタバースは、特に高齢者の社会活動に対して相性が良いです。アバターを通せば、リアルな社会の不自由さを取り払えます。
長い人生の最後の10年、20年を苦しい状態で過ごすのは、辛いと思うんです。脳と心さえ元気であれば、もう1つの空間で充実した時間を過ごせる。そんな空間を創りたいです。
確かに、別の空間とアクセスできれば、不自由な現実世界よりも精力的に過ごせる可能性が広がります。
若々しく見えるアバターは、自己実現に繋がり、前向きな気持ちになれると思います。90代の人だって、20代になれるわけです。心が前向きになれば、現実世界でも心が若くなります。そうなれば、超高齢化社会においても経済活動が活性化させられる可能性も見えてきます。
現在、日本の資産の半分近くは高齢者が所有していますが、それは医療と介護に主に使われています。これでは経済的未来がないと思っています。自宅で介護を受けている状態では、リアルの世界でお金を使う機会もありませんが、アバターの世界で楽しみながら経済活動に参加していただければ、社会貢献にも繋がると考えています。
そういった事業拡大に向けて、御社の今後のビジョンを教えてください。
まず、上場を目指しています。上場することで社会的信頼が得られれば、取引先も変わってきます。そうなれば、メタバースというプラットホームで、より良い旅行VRを提供したり、スポーツ観戦の企画ができるようになります。お客様が喜んで参加していただくことで、その先にプラスの価値を出していただきたいと思っています。
日本経済全体を動かしていくとなると、膨大な資本が必要になってくると思います。しかし、そういった理念を掲げる会社として、自ら行動し実現していくということは、私もスタッフも強く意識しています。
当社はやっと10年を迎えました。その間に素敵なスタッフとの出会いがあり、店舗も増え、売り上げも10億規模になりました。これからもっと広げるためには、さらに命をかけて頑張らないといけません。
代表、そしてスタッフの皆様の想いを、利用者の方も応援してくれると思います。
本当にそうなんです。新しいスタッフが対応する際にはお客様が愛情深く、温かい言葉をかけて助けてくださることまであります。
自立・貢献の話がどこに辿りつくか。人生の終わりには、生きてきた知恵や愛情、そしてお金など「持っていけないもの」を地域社会に還元していくことが大切だと考えています。我々はそれをちゃんと受け取って、また良いものを作っていく、これが自然な人生の流れだと思います。温かいお客様たちのためにも、そこに関われる、唯一無二の会社になります。
ワンストップのシルバーサービス企業として、最後はお客様のお看取りまでやっていきたいと考えています。人生の晩年にお付き合いする中で、僭越ながらご家族よりもその方の想いを深く預かるようなこともあります。そういう関わりができる我々だからこそ、ご家族が本当に大切に思える葬儀が提供できると思っています。
超高齢化社会という問題は規模も大きく、本来なら国や行政が取り組むべき課題だとも感じました。
ご自身がそこに取り組むと決意された理由を教えてください。
結論としては「行政だけではできない」と思っているからです。
私の両親は公務員で、母は教師でした。その仕事は本当に尊敬しています。ただ、行政の方々は税金を使って仕事をしています。一生懸命考えていると思いますが、その前提がある限り、彼らが提供するサービスや制度が「本当に世の中の人が必要としているか」が問われずにリリースされるケースがあるのも事実だと考えています。
一方、民間企業は必要とされるサービスを提供しなければなりません。ニーズがなければ利益が上がらず、事業を維持することもできないからです。顧客ニーズに応えるために常に改善を続ける民間企業だからこそ、出せる結果があると思っています。
その上で、広範な社会問題に対して、民間企業と行政が連携することで、公的な信頼があり安心できるサービスが提供できれば理想的です。もちろん、官民一体となって進める中でも、主導は民間になると思います。
熊瀬代表の足跡、これまでとこれから。
お話が前後しますが、そもそもこの仕事を選ばれた経緯を教えてください。
シルバーサービスへのこだわりがあったわけではありません。
私は「新規事業の立ち上げ屋さん」なんです。過去の社歴の中でいろいろな事業の立ち上げに携わって、今があると思っています。
1社目を退職したあと、リーマンショックの時代に個人事業でも活動していましたが、当時は非常に困難な状況で、一時すべてを失いました。缶コーヒーも買えないぐらいでした。プライドもなくなりそうな状態でしたが、「志のある会社で働きたい」という想いは変わりませんでした。
今なら失敗の理由がわかります。当時は独立することそのものが目標になっていて、独立して何がしたいのかが考えられていませんでした。リーマンショックを言い訳にして現状維持で納得していましたが、現状維持はいずれ下降していくものです。独立することがゴールではなく、その先の想いが大事だと感じ、そこから必死に転職先を探しました。
そうして出会ったのが、リタリコという会社です。そこで福祉の分野に出会いました。社長は私よりも若くて熱い人でした。めちゃくちゃ喧嘩もしましたが、誰よりも想いを持って理念に対して一直線な方でした。一緒に4年間働き、その間に会社は急成長しました。
やりがいを持って働ける場所でしたが、やはり自分でやりたいという想いがまた強くなり、退職しました。とはいえその頃は家族もおり、また失敗するのは家族の人生のためにも避けたかったので、元々は考えていなかったフランチャイズという選択肢に目を付けました。説明会に行ったところ、当社の介護事業の大元にあたる株式会社インターネットインフィニティーのスタッフが声をかけてくれました。まだ直営店も少ない頃で、営業の方も社運をかけて臨まれていたのだと思います。その方の熱意に触れ、私ももう1回自分の人生をかけて踏み出すことを決めました。
フランチャイズ1号店としてスタートし、今は全フランチャイズの10%ほどが当社です。メガフランチャイズになれていると思っています。
先ほど、素敵なスタッフにも恵まれたというお話がありました。
御社が採用時に重視している点や、入社後の育成について教えてください。
今のメンバーは、言葉が砕けますが本当に「いいヤツ」ばかりです。
採用は、一次選考はシンプルに価値観の一致を何より重視しています。当社の企業理念やコンセプトに共感してくれるかどうかが重要です。また、人柄も重視しています。法令順守の前に、人道順守ができる人を求めています。面接での会話や表情から、ひとりひとりの良い部分に触れるよう努めています。
入社後半年は新卒・中途問わず、3か月ずつ基礎研修・応用研修を行っています。育成は手厚い方ではないかなと思います。現場に出た後は、数字に現れない方も適切に評価したいと考えています。定量評価だけではなく、その人がいることで現場がぐっと明るくなるような方も大切です。現場は、やりたいことがあれば積極的にチャンスがある環境です。部長職ともなるとさすがに実績や実行力を求めますが、店長やマネージャー職については、できるかは二の次で、やりたいと思う人がやってくれる方が成果がでると思っています。
確かに、やりたいことをやれることが、個々のパフォーマンスを最大にすると思います。
実際、やる気のあるチームメンバーが多く、成果を上げるために協力しています。その結果、笑顔の絶えない店内や、お客様の満足度の高さが評価されています。人材の適性ややる気を尊重し、それぞれが自分の得意分野で活躍できるように配慮しています。意外なところに適性があることもありますね。自分では向いていないと思っていても、実際にやってみるとパフォーマンスが高まることもあります。
また、事業を広げることでも、適性や可能性が見えてきます。固定概念にとらわれず仕事の範囲を広げることで、会社という器の中でより良いパフォーマンスが発揮できると思います。
介護の経験者はほとんど採用されていないとうかがいました。なぜでしょうか。
介護業界ならではの価値観がネックになるためです。業界の経験者を意図的に忌避しているわけではないのですが、「介護はこうなんです」という強い思い込みがある方が多く、どうしても当社の理念にマッチしないケースがあります。
未経験の方には覚えてもらわねばならないことは多いですが、新しい視点や経験を持つ人が入ってくることで、業界全体の活性化が期待できます。未経験者にもチャンスを与え、問題意識を自分で持てる人に成長してもらい、当社を辞めたとしても活躍できる人材になってほしいです。
お話しいただいた中長期ビジョンの最終ゴールを100とすると、現在の進捗はどれぐらいでしょうか?
20%ぐらいじゃないでしょうか(笑)
メタバースのような先端技術を取り入れながら進めていきたいと考えていますが、メタバース自体もまだまだ開発途上の領域です。また、高齢者の方がそういった新しい技術や機能を取り入れることは難しく、その意味でもまだ先の話になると思います。
当社のウェブサイトではオンラインサポートサービスについても触れていますが、実は、現在80~90代の方々はそういったサービスはほぼ使えないのです。3D=メタの世界に移る前に、まずは2Dや現実の世界をしっかりと攻略していかなければなりません。たとえば、スマートフォンが使えるようになれば、一人で買い物に行けなかった人がAmazonを利用できます。選ぶ楽しみが増えて、日々にも彩りが出てきます。
スマホキャリアが携帯教室などをやっていても、高齢者の方にはリーチできないんです。我々のように週1回以上お会いして信頼関係ができている人間から伝えることで、ハードルが下がり、新しい技術に対する意識が変わってくると思っています。
20%とは言ったものの、この10年で強い土台ができたかと思います。この基盤の先に、第2創業期に向けて進んでいきたいです。設備や資産だけではなく、人材やノウハウの蓄積の面でも、大事な基礎工事の20%にできたと思っています。
続く80%が楽しみです。ワクワクしますね。
本当にそう思っています。素晴らしいスタッフたちですが、ビジネス的なセンスというのはまた別の話で、クライアントのニーズに応えることに苦戦している人も多いです。それだけメンバーには成長の余地があると言えます。彼らが元々持っている良さを活かしながら、マネジメントスキルを身につけることができれば、素晴らしいことになりますね。
当社のスタッフはほとんどが現場経験を積み上げてきています。役員も含めて、一般職から育っています。彼らがマネジメントスキルを身につけてくれれば、会社の成長は加速するでしょう。次の20%には、10年はかからないと思います。
次の20%が達成された時には、私たちの業界や日本全体がどのように変わっているか、社長にはどのように見えているのでしょうか。
唯一焦っていることがあるのですが、今サービスを使ってくれているお客様にもいち早く新しいサービスを提供するためには「10年」は長いのです。現在70~90代の方々にも、このサービスを提供したいので、焦りを感じています。ただ同時に、自分自身がその年齢になったときに、どのような社会になるか、当事者として感じ取りたいとも思いながら事業を作っています。そのためにも、目の前のお客様に対して焦りながら、スピード感を持って事業を展開しています。
未来のイメージとしては、使える技術を発展させながら、今の高齢者の方が抱えている大変さが薄まっていくイメージを持っています。将来的に自分自身が歳を取っても、楽しめる未来があると思うと、前向きになれます。
歳を重ねることが恐ろしいと思うよりも、新しい楽しい時間が待っていると思えるというのは、素敵なことですね。「介護」「フィットネス」など単純な業態では括れない、御社の事業と志を心より応援しています。
コントリ編集部からひとこと
インタビューでRed Bear様のオフィスにお伺いした際、コントリの訪問に気づかれた社員様が走ってお出迎えして下さいました。社員様同士の風通しの良さや、周囲への気遣いが自然と身についているからこその対応に、インタビュー前から温かい気持ちにして頂きました。その後に熊瀬社長からも採用に際しては「価値観」や「人間性」を優先して見極めていると伺って大いに納得。熊瀬社長が描くシルバーサービスの未来と同様に、熊瀬社長の元に集まる社員の皆様も前向きで活き活きと仕事に取り組まれているのだと感じました。
熊瀬社長ご自身もユーモアを交えたお話がお上手で、私もとても惹きつけられましたし、きっと社員の皆様も同様なのだと思います。そんな魅力あふれる熊瀬社長と、社長が太鼓判を押す前向きな社員の皆様が創り出す新しいシルバーサービスとRed Bear社のこれからの10年、何がどんな風に変わり形になっていくのか、今からとても楽しみです。
インタビュアー 山﨑 千明
ギャラリー
プロフィール
株式会社Red Bear
代表取締役
熊瀬 哲正
1978年4月8日生まれ。新卒で株式会社ミキハウスに入社。その後、個人事業主を経て、株式会社LITALICOへ転職し、初めて福祉分野に携わる。同社の急成長に貢献した後、4年間の勤務を経て、2014年8月に株式会社Red Bearを設立。毎年着実に業績を伸ばし、現在では年商10億円規模に成長。今後は株式上場も視野に入れ、さらなる飛躍を目指す。趣味は運動全般と野菜作り。座右の銘は「人間大事」「感謝の気持ち・素直な心・謙虚なる誇り」。
会社概要
設立 | 2014年8月 |
資本金 | 240万円 |
所在地 | 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町 2-2-6 THE CORNER水道橋 4階 |
従業員数 | 92名(2023年7月現在) |
事業内容 | レコードブック事業(リハビリ型デイサービス/自立支援サービス) スタジオレッド事業(シルバーフィットネス/自立継続サービス) webメディア事業(地域社会での活躍を促進/自立貢献サービス) |
HP | https://redbear.co.jp |