「人」を大切にする旅行会社！与論島・奄美大島の隠れた魅力を日本中に発信！！株式会社aubellux

与論島と奄美大島をメインにした旅行代理業「ジャーニールクス」を経営しており、現在は2期目になります。与論島と奄美大島に関しては、他の大手旅行会社よりも詳しいのではないかと思っています。

貴重な休暇をより充実したものにしたい方向けにサービスを提供しています。弊社のサービスで特徴的なところは、私自身が島の様々な宿に実際に一泊ずつ泊まっていったり、島の多数のアクティビティを自ら体験しているので、その中から厳選してお客様にご提供しているところです。

旅行は「現地の人との出会い」が旅を更に素晴らしいものにする要素であると考えています。島人の中でも旅行業に情熱を持ち、お客様を心から喜ばせたいと頑張ってらっしゃる方々がいます。そのような方々にぜひ会っていただきたいという思いから事業を始めました。

そうですね！
基本的には私が実際に体験して、内容をしっかりと把握している場所にご案内させていただいておりますので、お客様が不快な思いをされる方はほとんどいないと思います。

事業を始めたきっかけは3つあります。

1つ目のきっかけは、与論島は他の場所にはない魅力をもつ唯一無二な場所だと確信し、それをもっと多くの人に知ってもらいたいと思ったことです。
20代の頃、与論島に2年ほど住んでおり、島の人と密に繋がるようになりました。今まで様々な場所を旅してきましたが、与論島には他の場所にはない魅力があります。
ただ、その魅力が意外に知られてないのが現状でしたので、もっとたくさんの人に知っていただきたいと思いました。

2つ目のきっかけは、大手旅行会社に勤務していた頃に心から尊敬できる上司と出会い、この人のようになりたいと思ったことです。その方はマネジメント力が素晴らしく、仕事に関しても部下に対しても両方バランス良くハンドリング出来る方でした。この方との出会いのお陰で、自身が成長する為にもマネジメント側にチャレンジしてみたい、と思ったんです。うまく行く行かない、では無く、やらねばならないと思いました。今はまだ1人で試行錯誤しながらの経営ですが、今後は会社を大きくして、人を育てて何かの影響になれたらな、と思っています。

最後に3つ目のきっかけは、兄や私自身が病気になってしまったことでした。
兄は若くして若年性アルツハイマーになってしまい施設に入りました。それと同時期に私も両目は半分近く視野を失ってしまいました。
私はそこから1年以上かけて今の見え方に慣れていき、仕事も普通に出来るようにはなりました。しかし兄は社会に戻る事はできません。まだ若くても、施設で今後の人生を送らなければならない人もいる。それは心が裂かれるほど辛い事でしたが、同時に「生き方を選べる」という今の私の状況は、当たり前では無く本当に素晴らしい事なんだと感じました。私は「難しいかも」と思っていた事も出来る限りチャレンジして行こうと心に決め、小学校の先生の経験などを経て旅行代理業の「ジャーニールクス」を立ち上げた次第です。

私は若い頃ずっと放浪していたのですが、そんな頃、目の病気で失明するかもしれないと医師から言われました。「社会復帰ができないかもしれない」と思った瞬間に雷に打たれたような感覚を覚え、「何で今まで難しそうなことにチャレンジしてこなかったんだろう」と。そして、「私が幼い頃からなりたかったのは小学校の先生だった」と思い出しました。

元々大学で小学校の教員免許は取っていたのですが、教育実習以降は教える仕事をした事が無く。それでも30代後半で講師として小学校に入り、日々遅くまで勉強し休み無く頑張りました。その後、校長から「採用試験を受けなさい」と言われ、41歳の時に初めて教員採用試験を受けて合格しました。

しかし、その数ヶ月後に父が末期癌となり、介護のために結果的に講師を諦めることになってしまいましたが・・・

原動力なのかは分かりませんが弱気になった時いつも考えるのは、「じゃあ、私はご飯を食べて息をする為に産まれてきたの？」ということです。この人生で私はきっと何かを得る為に生まれて来たのだから、ただ日々が終わるのを眺めているのではなく、模索しまくって懸命にやってみようと考えているところですかね。

そうですね！
そのような方々のおかげで今の私があります。今まで関わっていただいた方々に対しては、巡り巡って最終的に喜んでいただけるようにしたいなと思っています。
これを実現するものこそが私が好きな旅行業なのだと思っています。

与論島に関しては以前から詳しかったのですが、奄美大島については当時はあまり詳しくない状況でした。人脈もありませんでしたので、それを一から立ち上げるという課題がありました。

奄美大島の人脈は唯一の知り合いだった男友達から意外な形で広がっていきました。

私が彼に「島でレンタカーを借りたいけどいいお店無いかな？」と聞いたところ、知り合いのお店を紹介していただきました。その男友達はレンタカー屋の奥さんに、「奄美専門の旅行会社を始める人だよ」と伝えていたようで、彼女と会ってしばらく話すうち、「よくここまで頑張って来たね‥。これからは安心して！色々な島の人を紹介するから！」と言われました。とても心強かったです。

その後、実際にホテルの経営者や支配人さんを紹介していただいたのですが、あるホテルの支配人さんが初めてお会いした時にいたく感動してくださり「応援するから！」と、沢山の方を紹介してくれました。なんとその方、観光協会の理事さんだったんです。

旅行業界も長い方だったので、知識や経験も豊富で分からないことがあれば何でも聞いていました。最終的には友達みたいになっていましたね(笑)

本当にそうですね！その時に思ったのですが、会社に所属している時はお金をいただきながら教えてもらっていますよね。でも、独立すると自分でお金を払ったり、人間関係を作りながら教えてもらわなければなりません。

このように考えると、会社員の時はとても恵まれた環境に身を置いていたのだと改めて思いました。
現在、構築できているような人間関係を一から作ろうと思ったら本当に大変です。ただ、私の場合は、奄美大島の素敵な方々と出会えたからこそ実現できました。本当に運が良かったと思っています。

私自身が奄美大島のアクティビティを体験するために「ナイトツアー」に参加した時の話です。それは「アマミノクロウサギ」や希少動物を見に行こうというツアーで、通常は3〜4羽くらいしかウサギは見られないのですが、その時はなんと25羽も出てきて、とにかくガイドさんが興奮していました。更に年に1度ほどしか姿を現さない鳥まで登場し、ガイドさんから「一体あなたは何者ですか？」と言われました(笑)

その日からというもの、ガイドさん達からは「黒様」と呼ばれています(笑)

そうですね！
森の生き物や自然からもきっと歓迎してもらえたんだなと思います。

私の母親が熊本にいるということもあって、九州を応援していきたいと強く思っています。私は島好きではありますが、やはり沖縄ではなく奄美群島なんですよね‥。

将来的には奄美群島の徳之島、沖永良部島、喜界島も開拓していきたいと思っています。今後仕事を任せられるような人を雇い、私が開拓に専念するという状態を作りたいです。

それと、最後は人を育てる事も然りなのですが、とにかく社会貢献をしたいです。世の中や誰かの役に立つ事ができたら本当に最高です！