「明るさ」は経営資源だ——活気のある会社が持つ、見えない競争力

100社以上の経営者にインタビューをしてきた。

業種もさまざま、規模もさまざま。製造業もあれば、サービス業もあれば、福祉の現場もある。そのなかで、ひとつ気づいたことがある。

「この会社に来てよかった」と感じる訪問と、「なんとなく重たかった」と感じる訪問がある。その差は、オフィスの綺麗さでも、売上規模でも、歴史の長さでもない。

明るさがあるかどうか、それだけだった。

「明るさ」は感覚の話じゃない

最初、明るさというのは曖昧な話だと思っていた。気分的なもの、雰囲気的なもの、と。

でも訪問を重ねるうちに、明るさには構造があることに気づいてきた。

社長が笑顔で迎えてくれる会社の社員は、たいてい笑顔でいる。社員が笑顔でいる会社は、お客さんへの対応が自然に温かい。その温かさが口コミになり、採用にも好影響を与え、新しいご縁が集まってくる。

これは偶然じゃない。明るさには、伝播する力がある。

経営者の表情が、社員の表情に影響する。社員の表情が、顧客体験に影響する。顧客体験が、会社の評判に影響する。そしてその評判が、次の出会いの質を決める。

明るさは、経営の上流にあるものだと思う。

笑顔は、「ふり」じゃ続かない

では、「よし、明るくしよう」と決めれば明るい会社になるのかというと、そうはいかない。

作り笑いは、すぐにわかる。表情だけ笑顔にしても、社内の空気が重ければ、その重さは必ず滲み出てくる。お客さんも、ビジネスパートナーも、鋭い。「なんかちょっと違う」と感じると、次の一歩を踏み出しにくくなる。

本物の明るさが生まれるのは、経営者が自分の仕事を好きでいられているときだと思う。自分の会社のことが好きで、関わるお客さんのことが好きで、一緒に働く社員のことが好き。そういう状態にあるとき、笑顔は勝手にこぼれ出る。

笑顔の源泉は、愛着だ。

逆に言えば、会社の明るさが失われてきたとき、それはどこかで「好き」が減っているサインかもしれない。仕事への疲弊、人間関係のすれ違い、目標を見失った感覚。そういうものが積み重なると、表情に出る。

明るさを取り戻すには、表情を変えるより先に、何かを取り戻す必要があるのかもしれない。

「発信」にも、明るさは滲み出る

ここからは、コントリとして向き合っている話をしてもいい。

経営者のインタビュー記事や、会社のコンテンツを制作するなかで、はっきり感じることがある。明るい会社のコンテンツは、読んでいて心地がいい。

文章の論理が整っているとか、写真が綺麗だとか、そういう話じゃない。なんというか、温かさが滲み出ているんですよね。

経営者が自社の仕事を誇りに思っていると、その言葉ににじむ。社員へのあたたかい眼差しがある会社は、インタビューで話してくれるエピソードに、必ずその温かさが入ってくる。

そしてそのコンテンツを読んだ人が、「この会社、なんかいいな」と感じる。問い合わせをしてみようかな、と動いてくれる。

発信の技術よりも前に、「発信したいものがあるか」「伝えたい相手がいるか」「そこに愛情があるか」。そこが整っている会社の発信は、強い。

逆に、どれだけSEOを整えても、どれだけ投稿頻度を上げても、発信元の会社に明るさがなければ、コンテンツはどこか乾いた印象になる。

発信設計の前に、「何を届けたいか」がある。 そしてその「何」の中に、会社の明るさが含まれているかどうかが、届く発信と届かない発信を分けるんだと思っています。

「出会いの質」を決めるのは、明るさだった

コントリは、経営者インタビューを通じて、会社の本質的な魅力を伝えることを大切にしてきた。華やかな実績を並べるよりも、その経営者がなぜこの仕事をしているのか、何を大切にしているのかを、丁寧に引き出していく。

そこで出会ってきた経営者の中で、特に印象に残る方は、共通して明るさを持っていた。

厳しい業界でも、小さな会社でも、逆境のさなかでも、前を向いている。そして人に会うとき、ちゃんと笑顔がある。

そういう経営者の話を読んだ人は、「会いたい」と思う。「話を聞いてみたい」と思う。

これが、出会いの質というものだと思う。

フォロワーの数や、アクセス数で測れる話じゃない。コンテンツを通じて、「この人と会いたい」「この会社と仕事したい」と思わせる力。それが、発信の本当の価値だと、コントリは考えている。

そしてその力の源泉は、やっぱり明るさだった。

活気のある会社は、発信にも活気がある

最後に言いたいのは、シンプルなことで。

社長が笑顔で、社員が笑顔で、その会社の発信にも温かみがある。そういう会社は、外から見ていても「関わりたい」と感じさせる。

それは戦略でつくれるものじゃなく、日々の仕事の姿勢から滲み出るものだと思う。

コントリがインタビューを続けているのも、そういう「明るい会社」の魅力を、もっと多くの人に届けたいから。活気のある会社が、もっと社会に知られてほしい。そのために、一緒に発信設計を考えていきたいと思っています。

想いのある経営者の声が、ちゃんと届く世界をつくっていきたい。それがコントリの存在理由です。


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