「やらない」と決めていたセミナーをやって気づいた、発信の本質

コントリを立ち上げてから今日まで、「セミナーだけはやらない」と決めていました。

理由は一つ。セミナーという形式が、集客や販売の手段として使われすぎているという感覚があったからです。参加してみたら内容のほとんどが商品説明だったとか、情報がうっすくて手元に何も残らなかったとか、そういう経験が積み重なっていた。

だから正直、「セミナーをやる会社」というイメージを、コントリには持たせたくなかったんですよね。

ところが、今年5月8日。 ハッシンラボPremiumの無料オンラインセミナーを開催しました。

結果から言うと、やって本当によかった。 そして、やってみて初めて気づいたことがたくさんあった。

今日は、その気づきを整理しながら書いていきたいと思います。

「発信設計」は、媒体の選択から始まる

コントリが提唱している「蓄積型発信」の考え方は、コンテンツを積み上げて、出会いの質を高めていくというものです。

ブログ、SNS、インタビュー記事。テキストや映像で継続的に情報を届けることで、見込み顧客や共感してくれる人との接点が生まれる。それがコントリの基本的な発信設計の考え方です。

ただ、今回セミナーをやってみて思ったのは、発信の媒体選択って、もっと柔軟でいいんじゃないかということでした。

テキストや映像と、ライブでの対話。これは「量」や「拡散力」の問題ではなくて、「届き方」が根本的に違う。

チャットに流れてくるリアルタイムの反応、質問が来たときの場の変化、画面の向こうで頷いているかもしれない方の存在感。セミナーという場には、非同期コンテンツにはない温度感があります。

「どの媒体が正しいか」ではなくて「この想いを届けるためには、どの場が最も響くか」という問いから発信設計を始めることが、もっと大切なのかもしれないと思い始めています。

ミッションを実現するための「手段」を疑わない

正直に言うと、今回のセミナーはやや内部的な葛藤の産物でもありました。

コントリのミッションは「中小企業の発信を変える」というものです。

発信を変えるためには、まず中小企業の経営者の方々に「発信を仕組みとして捉える視点」を届けなければならない。でも、ウェブサイトの記事を読んでいる方はすでにある程度関心がある層で、まだ「発信に困っている」と自覚していない方々には、なかなか届かない。

じゃあ、どうやってそのギャップを埋めるか。

セミナーという形式は、その一つの答えだったんだと思います。身近な方に声をかけて、直接話を聞いてもらう。それ自体が「発信」だったんですよね。

ミッションを実現するための手段は、「自分が好きか嫌いか」ではなく「相手に届くかどうか」で選ぶ。

当たり前のことのようで、自分の中の「やらない」という決めつけが、そこを邪魔していたんだと気づきました。

アンケートが教えてくれたこと

参加してくださった方が、全員アンケートに答えてくれました。

そこに並んでいたのは、「具体的で分かりやすかった」「続けられそうな気がしてきた」という言葉たちで。

…読んでいて、じわりとしました。

発信が続かないのは意志の問題じゃない。仕組みがないから続かない、というメッセージは、ずっと自分たちが伝えたかったことです。それが「なるほど、そういうことか」と届いたことが、何よりうれしかった。

一方で、セミナー運営に関する改善点も見えてきました。時間配分、情報の渡し方のタイミング、Q&Aの設計。「参加者にとっての体験」として設計できていない部分がまだあると思っています。

アンケートは、事業を育てるためのフィードバックだと改めて思いました。ポジティブな声で安心するのではなく、そこに見える「もっとこうであってほしい」という期待を、次の回に持ち込んでいく。

その姿勢が、発信の質を上げていくんだと思っています。

「やってみないと分からない」を積み重ねることの価値

コントリは小さな会社です。

人員も潤沢ではないし、大きなイベントを定期開催できるような体制でもない。それでも今回、あやのん、会田さん、若木さんという3人が協力してくれて、一つのセミナーが実現しました。

「一人でやる発信」には限界があります。でも、共につくる発信には、一人では出せない熱量がある

今回のセミナーは、その実感を持てた場でもありました。

次回は5月28日20時から開催します。今回見えた改善点をもとに、内容をブラッシュアップして届けます。

参加者にとって「来てよかった」と思える場を、もっと丁寧に設計していく。 それが今の僕たちの課題だし、やりがいでもあります。

発信は、続けることで育っていく

コントリが中小企業の経営者の方々に伝え続けていることがあります。

「発信は、続けることに価値がある」

一回で完璧にやろうとしなくていい。失敗したら改善すればいい。大切なのは、止めないことだ、と。

今回のセミナーも、まさにその通りだと思っています。

初回だから完璧じゃなくていい。むしろ、初回で完璧に終わってしまったら、次の回をブラッシュアップする理由がなくなる。

発信は、届けながら育てていくものだと、コントリは思っています。

経営者の想いを「継続して届け続ける仕組み」をつくること。それがコントリの仕事です。

今回のセミナーを通じて、自分たちもまたその実践を一つ積み上げられたと感じています。


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