
エフピコはなぜリサイクルで儲かる?帰り便のビジネスモデル
スーパーの入口で、洗ったトレーを回収ボックスに入れたことがある方は多いのではないでしょうか。あのトレーの多くは、食品トレー大手のエフピコが引き取り、再び食品トレーに作り替えています。リサイクルはお金がかかるもの、と感じている経営者の方も少なくないでしょう。
エフピコがリサイクルで稼げるのは、リサイクルを費用ではなく、原料を手に入れる工程に変えたからです。使用済みトレーは、商品を届けた帰りのトラックで集める仕組みです。選別の中心は障がいのある社員が担い、集めたトレーは再び同じ食品トレーに戻します。
数字はエフピコの決算短信、有価証券報告書、公式サイトにもとづきます。本記事では、帰り便による回収、手選別の工程、原料高での再生原料の効き方、真似されにくい理由を順に見ていきます。
弱点にも触れ、最後に中小企業が持ち帰れる4つの問いにまとめました。社会の課題と自社のコストの関係を見直す材料になれば幸いです。
エフピコはなぜリサイクルで儲かる?答えは「リサイクルを原料の調達に変えた」から
エフピコのリサイクルが利益につながるのは、回収と選別を慈善活動ではなく、原料を手に入れる工程にしたからです。使用済みトレーは配達の帰り便で集め、手作業の選別を経て、また同じ食品トレーに戻します。
出典:株式会社エフピコ 2026年3月期 決算短信(2026年4月30日)、2027年3月期 第1四半期決算短信(2026年7月31日)、同社公式サイト「リサイクル効果」
2026年3月期の売上高は2,405億円(前期比2.1%増)で、過去最高でした。経常利益も218億円(同18.0%増)と過去最高です(出典:決算短信、2026年4月)。
経常利益とは、本業の利益に利息などの損益を加えた利益のことです。例えば、借入金の利息を払った後に残る、会社のふだんの稼ぎを示します。
ただし、リサイクルの部門だけの損益は開示されていません。会社は決算短信で、独自の回収網で原料を確保できる仕組みを「当社固有の優位性」と書いています。原料の安定調達と価格の安定につながる、という位置づけです。
公開資料から読み取れる「儲かる」理由は、3つに分けられます。1つめは回収の物流費を新しく増やさない点で、2つめは再生原料が新品の樹脂の代わりになり、原料高の局面で効く点です。
3つめは、再生原料の容器を「エコ製品」として売り先まで固めている点です。リサイクルで直接もうけるというより、リサイクルを原料の調達手段にしていると読むのが正確です。
2026年3月期は、原料価格の影響と価格改定の効果がプラスに働きました。一方で、物流費は9億5,000万円の減益要因になっています。
広島・福山の食品トレー大手|16期連続の増収
エフピコは、広島県福山市に本社を置く簡易食品容器のメーカーです。主な製品は、スーパーの精肉や鮮魚を載せる発泡トレー、惣菜や弁当の透明容器などです。単一の事業で、製品の数は常時およそ1万2,000品目にのぼります(出典:2026年3月期 有価証券報告書)。
2018年の取材記事は、国内の食品トレー市場で「3割のトップシェア」と紹介しました(出典:取材記事、2018年10月)。最新のシェアの数字は、2026年10月初め時点の公表資料では確認できませんでした。
2026年3月期の売上高は16期連続の増収となりました。一方で、製品の売上数量は前年比99.7%と、わずかに減っています。物価高で、コンビニなどの買い上げ点数が減った影響だというのが会社の説明です。
売上の1割以上を占める販売先はありません。取引先は、全国のスーパーや包材問屋などに広く分かれています。
包材問屋とは、容器や包装資材をメーカーから仕入れ、小売店に届ける卸のことです。例えば、トレーやラップをまとめて仕入れ、地域のスーパーに配達する会社が当てはまります。この取引先の広さが、後で見る回収網の土台になります。
2026年3月期は経常利益218億円で過去最高
2026年3月期の営業利益は216億円で、前期比17.0%増でした(出典:決算短信)。営業利益とは、売上から原価や販売・管理の経費を引いた本業の利益のことで、売上高に対する割合は9.0%です。
純利益は149億円で、同19.1%増となりました。純利益とは、税金などをすべて差し引いた最終的なもうけのことです。
経常利益が増えた主な理由も、会社は数字で示しました。製品価格の改定を中心とした販売活動で45億7,000万円、原料価格の影響で8億3,000万円のプラスでした。一方で、物流費の増加が9億5,000万円、生産部門のコストが7億5,000万円のマイナスです。
足元の2026年4〜6月は、売上高が618億円で前年同期比7.0%増でした(出典:第1四半期決算短信)。経常利益は43億円、同5.6%増です。値上げ前の駆け込み需要も含まれる、というのが会社の断り書きです。
通期の業績予想は、2026年10月初め時点で「未定」のままです。中東情勢を背景に原料価格の先行きが読めないためで、この点は弱点の章で詳しく扱います。
3つの設計|帰り便で集める・手で選ぶ・同じ製品に戻す
公式サイトと決算資料を読み合わせると、エフピコ方式のリサイクルは3つの設計で説明できます。1つめは、商品を届けた帰りのトラックで使用済みトレーを集めることです(出典:エフピコ方式のリサイクル)。
2つめは、手作業の選別を工程の中心に置き、その中心を障がいのある社員が担っていることです。3つめが、回収したトレーを再び食品トレーに戻す「トレーtoトレー」です。
3つは別々の工夫ではありません。運ぶ費用を新しく生まず、選別の質を保ち、出来上がった原料を自社の製品で使い切ります。
回収から原料、製品までが一つの会社の中で回る輪。そこに、仕組みの強さがあります。
出典:株式会社エフピコ 公式サイト、2026年3月期 決算短信をもとにコントリ編集部作成
この3つの設計が、先に挙げた「儲かる」3つの理由を生んでいます。以下では、入口の回収から順に、それぞれの設計を確かめていきます。
配達の帰り便で回収する|運ぶ費用を新しく生まない
エフピコ方式のリサイクルの入口は、スーパーの店頭に置かれた回収ボックスです。集まった使用済みトレーは、エフピコや包材問屋が商品を届けた帰りのトラックで引き取ります。回収のための物流を別に作らず、すでに走っている配送網に乗せている点が要です。
出典:株式会社エフピコ エフピコ方式のリサイクル、発泡スチロール製トレーのリサイクル(公式サイト)
公式サイトの説明は簡潔です。洗って乾かした使用済みトレーは、スーパーの回収箱で集められます。それをエフピコが配達の帰りのトラックで引き取り、再生する流れです(出典:公式サイト)。
リサイクルが事業にならない理由の一つは、集めて運ぶ費用です。使用済みトレーは、そもそも重さの割にかさばるものです。その費用を新しく生まない設計が、仕組み全体を支えています。
消費者・スーパー・問屋・エフピコの4者で回す
エフピコは、この仕組みを「4者一体」と呼んでいます(出典:エフピコ方式のリサイクル)。消費者、スーパーなどの小売店、包材問屋、エフピコの4者です。
消費者はトレーを洗って店に持っていき、小売店は回収ボックスを置きます。問屋とエフピコの役割は、商品を届けた便で回収したトレーを持ち帰ることです。店や問屋にとっては、新しく増える手間を比較的小さく抑えた形と言えます。
エフピコの柊山巌常務(当時)は、取材記事でこう話しています(出典:Koto Online、2024年3月)。最も大事なのは、消費者が店に持ち込んだトレーを「包材問屋さんの帰り便や当社の配送便で持ち帰れること」だという説明です。
同じ記事で柊山氏は、トレーは軽いのにかさばるので、遠くまで運ぶ理由はないとも述べました。回収したトレーを処理する工場が、物流の拠点に置かれている理由です。
半径100kmで人口の85%|配送網がそのまま回収網になる
エフピコは、半径100km圏内で全人口の85%をカバーする物流網を整えています(出典:決算短信)。配送の計画時間に対して、85%が前後15分以内に収まるという精度です。
有価証券報告書によると、主要な物流施設は全国に22か所あります(出典:有価証券報告書)。停電の際にも72時間の電力を確保できるよう、すべての施設に非常用の発電設備を置いています。
リサイクル工場は、福山(広島県福山市)、中部(岐阜県輪之内町)、関東(茨城県八千代町)の3か所です。出典は公式サイトです。いずれも選別センターを併設した拠点です。
関東の工場は、製造工場と同じ敷地に建っています。2024年の取材では、関東の約2,000店舗分のトレーを1日で処理すると紹介されました(出典:取材記事)。取材は金曜日で、休み明けはさらに多いそうです。
作る工場と、戻ってきたトレーを原料にする工場が隣り合っているわけです。
回収拠点は1万1,700か所、それでも回収率は約30%
回収拠点は、2026年6月末で1万1,700か所に達しました(出典:第1四半期決算短信)。2026年3月期は、店頭からのトレーと透明容器の回収量が前年比107.5%でした。PETボトルも同111.6%の伸びです。
一方で、回収率はまだ高くありません。会社によると、発泡スチロール製トレーの出荷量と回収量から計算した回収率は約30%です(出典:リサイクルQ&A)。
回収率とは、世の中に出したトレーのうち、どれだけが戻ってきたかを示す割合のことです。例えば10枚出荷して3枚戻れば、回収率は30%です。約30%にとどまるからこそ運動を広げる必要がある、と公式サイトは書いています。
出荷した量の残り7割は、まだ戻ってきていません。裏返せば、回収が増えるほど原料を国内で確保できる余地が残っている、ということでもあります。
手選別を工程の中心に置く|障がいのある社員が担う「心臓部」
回収したトレーを原料に戻すには、汚れや別素材、色付きのトレーを取り除く選別が欠かせません。会社は、発泡トレーの選別には手作業が欠かせず、原料の品質を左右する工程だと説明しています。
出典:株式会社エフピコ 発泡スチロール製トレーのリサイクル(公式サイト)
この選別の中心を担うのが、障がいのある社員です。グループでは約400人が、選別や食品容器の製造に携わっています。
会社は、使用済みトレーの選別を「エフピコ方式リサイクルシステムの心臓部」と表現しています(出典:障がい者雇用)。品質を決める工程を、仕組みの中心に置いているという意味です。
選別が原料の品質を決める|手作業が欠かせない工程
公式サイトによると、回収したトレーは各地区の選別センターに運ばれます(出典:発泡スチロール製トレーのリサイクル)。そこで再生できないものを取り除き、白いトレーと色付きのトレーに分けます。
会社は、発泡スチロール製トレーの選別工程には手作業が欠かせず、もっとも時間と手間がかかると明記しています。ここで混じり物を取り切れなければ、その後の洗浄や溶融をいくら丁寧に進めても、良い原料にはなりません。
選別を終えたトレーは砕いて洗い、溶かしてペレットにします。ペレットとは、例えば米粒ほどの大きさにそろえた、プラスチック製品の原料の粒のことです。
2024年の取材記事では、茨城の選別工場の様子が紹介されています(出典:Koto Online、2024年3月)。4本のベルトコンベアの両側に社員が並び、流れてくるトレーから色付きのものや別の素材を取り除いていく工程です。
案内した課長は、ほとんどが知的障がいのある社員で、長い人は勤続13年だと説明しました。この工場では1日に約8トン、トレーにしておよそ200万枚分を処理しているといいます。品質を左右する工程を、勤続の長い社員も含む人たちが毎日回していることがわかります。
1986年の特例子会社から、雇用率12.5%のグループへ
エフピコの障がい者雇用は、1986年に設立した特例子会社「ダックス」から始まりました(出典:エフピコ 障がい者雇用)。知的障がいのある子どもを持つ親の会とのつながりから生まれた会社です。
特例子会社とは、障がいのある人の雇用に特別に配慮した子会社として、国の認定を受けた会社のことです。例えば、障がいのある社員が一定の人数と割合以上働き、指導員や設備を整えた子会社です。認定を受けると、親会社の雇用率に合算できます。
2007年には、民間の営利法人として初めての就労継続支援A型事業所を設立しました。就労継続支援A型とは、支援を受けながら雇用契約を結んで働く事業所のことです。例えば、指導員の助けを受けつつ、雇用契約にもとづく給与を受け取って働く形を指します。
拠点を全国に広げた結果、2025年3月時点で障がいのある社員は401人に増えました。
グループの障がい者雇用率は、2026年3月時点で12.5%に達しています(出典:決算短信)。法定雇用率とは、従業員のうち一定の割合以上、障がいのある人を雇うよう法律で企業に義務づけた割合のことです。例えば2.5%なら、従業員40人につき1人です。
同じ時点の民間企業の法定雇用率は2.5%で、エフピコはその5倍にあたります。法定雇用率は2026年7月に2.7%へ引き上げられました(出典:厚生労働省リーフレット)。
障がい者雇用の始まりは1986年で、リサイクルの開始は1990年です。2024年の取材記事で柊山巌常務(当時)は、リサイクルのきっかけを語っています。
創業者が米国での不買運動を見聞きしたことだそうです(出典:取材記事)。雇用とリサイクルは別々の経緯で始まり、選別の現場で一つに結びついたと読めます。
美談ではなく「工程の設計」として読む
エフピコの障がい者雇用は、社会貢献の話として紹介されることが少なくありません。しかし会社自身は、障がいのある人材を「基幹業務における重要な戦力」と位置づけています(出典:有価証券報告書)。
担っている仕事も、選別だけではありません。障がい者雇用ページによると、食品トレー容器の成形加工、組立加工、検品、包装まで受け持つといいます。グループの中で、一般の工場へ移籍してキャリアを広げた例も紹介されていました。
経営の目線で見ると、ここにあるのは「品質を左右する工程を、誰がどう担えば品質と継続性が両立するか」という設計です。特例子会社やA型事業所という制度を使って雇用契約を結び、基幹の工程を任せています。
雇用を仕組みの外側の善意としてではなく、工程の内側に組み込んでいます。ここが、他社が形だけ真似しにくい部分です。
トレーがトレーに戻る|原料高の2026年に効いた再生原料
エフピコ方式のいちばんの特徴は、回収したトレーを再び食品トレーに戻すことです。2026年4月から原料価格が高騰し、会社は6月出荷分から20%以上の値上げに踏み切りました。リサイクル原料の活用で値上げ幅を抑え、配合比率の引き上げでコスト増を和らげたと説明しています。
出典:株式会社エフピコ エフピコ方式のリサイクル(公式サイト)、2026年3月期 決算短信、2027年3月期 第1四半期決算短信
回収したものを、もとと同じ製品に戻すリサイクルを「水平リサイクル」と呼びます。例えば、食品トレーを再び食品トレーに、PETボトルを食品の透明容器にすることです。
日用品など別の製品に作り替えるリサイクルと比べて、品質の基準は厳しくなります。食品に触れる容器であれば、なおさらです。
トレーtoトレーとボトルto透明容器|2026年3月期の回収実績
使用済みトレーから食品トレーを作る仕組みを、エフピコは「トレーtoトレー」と呼びます(出典:公式サイト)。2012年からは、使用済みのPETボトルから透明容器を作る「ボトルto透明容器」も始めました。
再生原料のトレーは、表と裏を新品のフィルムで挟む三層構造です(出典:取材記事)。汚れを付きにくくするための、会社の自主基準とのことです。エコトレーとは、回収した発泡トレーと工場の端材からつくる再生トレーのことで、1992年に発売されました。
エコAPETとは、回収したPETボトルや透明容器を原料とする、リサイクルPETの透明容器のことです。エコOPETは同じ原料のシートを縦横に延ばして作る、油に強い透明容器を指します。会社はこれらをまとめて「エコ製品」と呼んでいます。
2026年3月期の回収実績を、素材別に表で並べました。
| 回収した素材 | 2026年3月期の回収量 | 枚数・本数 | 生まれ変わる製品 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 発泡スチロール製トレー | 7,967トン | 19億9,175万枚 | エコトレー(1992年発売) | エフピコ リサイクル効果 |
| 透明容器 | 3,821トン | 3億8,210万枚 | エコAPET・エコOPET | 同上 |
| PETボトル | 7万8,222トン | 31億2,888万本 | エコAPET(2012年発売)・エコOPET | 同上、製品名と発売年は決算短信の用語説明 |
発泡トレーは、1990年から2026年3月末までの累計で495億7,400万枚を回収しました。トレーは1枚4グラムほどと軽く、重さでは小さく見えても、枚数では大きな量です。1枚の重さは、回収量を枚数で割って求めました。
原料高で20%超の値上げ、再生原料で幅を抑える
2026年4月、中東情勢を背景に、エフピコの製品の原料価格が高騰しました(出典:第1四半期決算短信)。主な原料のポリスチレンは、石油からつくるナフサなどが材料です。ポリスチレンとは、発泡トレーの材料になるプラスチックのことです。
ナフサとは、原油を精製して得られる、プラスチックの原料になる液体のことです。例えば、ガソリンに近い成分の液体で、化学工場でプラスチックの材料に作り替えられます。
会社は、コスト上昇分を自助努力だけで吸収するのは極めて難しいとして、6月1日出荷分から20%以上の値上げを実施しました。そのうえで、独自のリサイクル原料を活用して、値上げの幅を抑えたと説明しています。
2026年4〜6月の経常利益では、原料価格の影響が6億円のマイナスでした。会社は、新品の原料の高騰に対してリサイクル原料の配合比率を引き上げ、影響を和らげたとしています。供給の面でも、リサイクル原料の活用で安定供給を保てたとのことです。
平時には環境への取り組みと見られがちでも、原料高の局面では調達の保険として働く再生原料。2026年の決算資料には、その姿が数字で表れていました。
ストアtoストア|店を発着点にした循環は5,440店舗へ
エフピコは、2022年11月から「ストアtoストア」という取り組みを進めています(出典:決算短信)。お店で回収したトレーやPETボトルを容器に作り替え、その容器を同じお店で積極的に使ってもらう仕組みです。
協働する店舗は、2026年6月末時点で145社5,440店舗まで広がりました(出典:第1四半期決算短信)。会社が掲げる目標は、2028年3月期に210社1万店舗です。
スーパーにとっては、自店の回収ボックスが自店の容器に戻ることを、来店客に説明しやすくなります。エフピコにとっては、回収量が増え、再生原料でつくるエコ製品の販売先も固まります。
実際、2026年3月期のエコ製品の販売枚数は前年比102.1%でした。協働を始めた2023年3月期と比べると113.4%です。回収の入口と、製品の出口を同じ店で結んだことが、数字に表れています。
出典:株式会社エフピコ 2026年3月期 決算短信、2027年3月期 第1四半期決算短信
エコトレーのCO2は約3割少ない
再生原料の容器は、環境への負荷でも差が出ます。原油から作るトレーと比べ、CO2の排出量はエコトレーで33%、エコAPETで30%少なくなります(出典:公式サイト)。
この比較は、素材の製造から廃棄、リサイクルまでを通して計算したものです。2025年3月期には、再生容器の使用でCO2を約20.9万トン抑えたと会社は公表しています。
色付きのトレーにも、新しい道が開けています。従来、色柄のある発泡トレーは品質の制約から、日用雑貨などへの再生に限られていました(出典:決算短信)。
エフピコはDICと組み、着色成分を取り除く設備を整えました。本格稼働は2024年11月です(出典:ニュースリリース)。これまで日用雑貨向けだった色付きトレーの一部も、エコトレーの原料に回せるようになりました。
なぜ真似されないのか|配達網・取引関係・35年分の習慣
エフピコ方式が真似されにくいのは、配達網・取引先の店頭・選別の現場・消費者の習慣の4つが同時に要るからです。帰り便で集めて手で選び、同じ製品に戻す仕組み自体は、単純に見えるでしょう。
しかし、配達網と取引先の店頭、選別の現場、消費者の習慣がそろわなければ回りにくい仕組みです。どれも、短い期間では作れないものです。
出典:株式会社エフピコ 有価証券報告書(2026年6月)、2027年3月期 第1四半期決算短信、公式サイト
会社は自社を「世界で唯一、自社でトレーを回収し、再びトレーをつくる会社」と説明しています(出典:決算短信)。この仕組みを支える資産を、4つに分けて表にしました。
| 支える資産 | 中身 | 規模を示す数字 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 配送網 | 商品を届けた帰りの便で回収する | 半径100kmで人口の85%をカバー、主要物流施設22か所 | 有価証券報告書(2026年6月) |
| 取引先の店頭 | 納品先のスーパーが回収の窓口になる | 回収拠点1万1,700か所(2026年6月末) | 第1四半期決算短信 |
| 選別の現場 | 手作業の選別を担う社員と職場 | 選別センター全国11か所、障がいのある社員401人(2025年3月) | 同上、エフピコ 障がい者雇用 |
| 消費者の習慣 | トレーを洗って店に持っていく行動 | 1990年の開始から35年あまり、発泡トレーの累計回収495億枚超 | エフピコ リサイクル効果 |
どれか一つだけなら、資金を投じれば追いつける余地もあるでしょう。4つが同時にそろい、互いに支え合っていることが、後から入る会社にとっての壁になっています。
配達しているから回収できる
帰り便で回収する仕組みは、自社で商品を配っている会社でなければ作りにくいものです。回収だけを専門にする会社であれば、集めるためのトラックを別に走らせる必要があります。
エフピコの場合、トラックはもともと商品を届けるために走るものです。帰りの荷台に回収したトレーを積めば、新しく増える費用は限られます。決算短信が、独自のネットワークで回収原料を確保できることを「当社固有の優位性」と書いているのは、この点です。
もちろん、帰り便の費用がゼロになるわけではありません。積み下ろしの手間や、回収品を扱う拠点の整備には費用がかかります。回収に限らず、物流費全体も2026年3月期に9億5,000万円の減益要因になりました。
それでも、回収のために一から物流を組む会社と比べれば、出発点が違います。物流費が上がる時代ほど、この差は大きくなります。
納品先の店頭が、そのまま回収の窓口になる
回収ボックスを置く場所は、スーパーの店頭です。そこは、エフピコが日々容器を納めている取引先でもあるのです。
2024年の取材記事で、エフピコの新矢恭三氏は始めた頃の様子を語っています(出典:Koto Online)。回収ボックスを置かせてもらっても、最初はゴミしか入っていなかったそうです。
新矢氏は爪楊枝を持って回収ボックスの横に立ち、刺さるものだけを入れてくださいと呼びかけました。爪楊枝が刺されば発泡スチロールだと来店客にもわかりやすい、と柊山氏は補足しています。担当先では、目の届くサービスカウンターの横に置いてもらったそうです。
こうした店頭での地道な関係づくりが、取引先を回収の窓口に変えてきました。取引関係そのものが、回収網というインフラになっていると言えます。
1990年からの積み重ねが参入の壁になる
エフピコがリサイクルを始めたのは1990年です。1980年代、全国の市町村でゴミ処理が大きな問題になったことが背景にあります(出典:エフピコ方式のリサイクル)。
すぐに軌道に乗ったわけではありません。2018年の取材記事によると、技術開発や仕組みづくりにはコストがかかりました。
軌道に乗り始めたのは2000年前後だといいます(出典:取材記事)。10年ほどかけて形になった計算です。
雇用とリサイクルの仕組みが積み上がってきた流れを、年表にまとめました。
出典:株式会社エフピコ 公式サイト、決算短信、パナソニック コネクト取材記事(2018年10月)
消費者がトレーを洗って店に持っていく習慣は、いまでは珍しくありません。しかし、その習慣が根づくまでの時間は、後から参入する会社が短く縮めることはできません。
工場見学も、この習慣づくりを支えてきました。リサイクル工場や選別センターの見学は無料で、所要時間は1時間程度です(出典:エフピコ 工場見学)。2024年の取材では、リサイクル工場の見学者が累計50万人に達したとの紹介もありました。
エフピコの弱点とリスク|回収率・原料・規制・人に頼る工程
リサイクルを本業に組み込んだ仕組みにも、限界と弱点があります。発泡トレーの回収は出荷量の約3割にとどまり、新品の樹脂に頼る部分も残ります。会社自身が開示しているリスクと、仕組みの性格から生まれる課題を確かめます。
出典:株式会社エフピコ 決算短信、有価証券報告書、リサイクルQ&A
どれも、仕組みの欠陥というより、仕組みの性格から生まれるものです。自社に置き換えて考える前に知っておきたい点として整理します。
7割は回収できていない
エフピコ方式の最大の課題は、回収率の天井です。先に見たとおり、発泡トレーの回収率は約30%です(出典:リサイクルQ&A)。
回収率を上げるには、消費者にトレーを洗って店に持ってきてもらう必要があります。この行動は、エフピコの努力だけでは決められません。回収ボックスを置く店を増やし、出前授業や店頭のイベントで呼びかけても、最後に動くのは一人ひとりの消費者です。
回収されたトレーの中には、再生できないものも混じります。回収ボックスに届くトレーが100%きれいなわけではない、と柊山氏は工場の話の中で語っていました(出典:取材記事)。
回収量の伸びにも、波は見られます。トレーと透明容器の回収量は、2026年3月期に前年比107.5%でした。2026年4〜6月は同103.1%です(出典:第1四半期決算短信)。
原油・ナフサの急騰で業績予想は未定
エフピコは、2027年3月期の業績予想を「未定」としています(出典:第1四半期決算短信)。中東情勢を背景に、原料価格の動向に不確定な要素が多いためです。
有価証券報告書は、原料の安定調達と価格変動を「特に重要なリスク」の1番目に挙げています(出典:有価証券報告書)。ポリスチレンやPET、ポリプロピレンの調達が難しくなったり、価格が急に上がったりすれば、業績に響くという説明です。ポリプロピレンとは、弁当容器などに使われる、熱に強いプラスチックのことです。
再生原料の比率を上げれば、影響は和らぐでしょう。しかし回収率が約30%にとどまる以上、新品の樹脂に頼る部分は残ります。2026年に20%以上の値上げが必要になったこと自体が、その限界を示しています。
値上げが通るかどうかは、取引先との関係にも左右されます。会社によると、すべての取引先で価格改定は完了済みです。
脱プラスチックと課税の論点
もう一つの論点が、プラスチックそのものへの風当たりです。有価証券報告書は、炭素税や新品のプラスチックを使った容器包装への課税にも触れています。導入されれば業績に響く、という説明です(出典:有価証券報告書)。
炭素税とは、CO2の排出量に応じてかける税のことです。例えば、石油や石炭など燃料の使用量に応じて上乗せされる形があります。
バージンプラスチックとは、リサイクル品ではない、石油から新しく作られたプラスチックのことです。例えば、ナフサから作ったばかりの樹脂がこれにあたります。課税の対象が新品の樹脂に限られるなら、再生原料を自社で調達できるエフピコには有利に働く面もあります。
会社は気候変動のシナリオ分析も公表済みです。シナリオ分析とは、例えば「炭素税が入った場合」など将来の条件を仮に置き、業績への影響を試算する方法のことです。再生原料の調達拡大やエコ製品の販売拡大などで、影響を抑えられることを確かめたそうです。
一方で、「プラスチックの容器そのものを減らそう」という流れが強まれば、リサイクルをしていても需要は減りかねません。
従来品よりプラスチックを25%減らした容器「耐寒PPiP-タルク」もあります(出典:有価証券報告書)。会社は、医療介護給食での導入拡大を見込んでいます。製品の軽量化と合わせ、この流れへの備えとも読めます。
人に頼る工程と、選別センターの自動化
手選別を中心に置く仕組みは、品質の面では強みです。一方で、人に頼る工程は、回収量が増えたときに処理能力を一気に引き上げにくい面があります。
有価証券報告書は、国内の人手不足による採用難も「特に重要なリスク」に挙げています(出典:有価証券報告書)。手作業の選別は、人の確保と育成に時間がかかる工程です。
会社は、全国11か所の選別センターで設備の更新や自動化、省人化を進めています(出典:第1四半期決算短信)。回収量の拡大に備えた体制づくりです。
人の手と機械をどう組み合わせるかは、これからの課題です。手選別の強みを残しながら、どこまで機械に任せるか。その線引きが、今後の回収量の伸びを左右すると考えられます。
社会課題とコスト構造を重ねるには|中小企業が持ち帰れる4つの問い
エフピコの仕組みを、そのまま中小企業が真似するのは現実的ではありません。全国の配送網と1万を超える回収拠点、35年分の積み重ねがあって成り立っているからです。それでも、社会の課題を解くことと自社のコストを下げることを重ねる考え方は、規模を問わず使えます。
出典:株式会社エフピコ 公式サイト、決算短信をもとにコントリ編集部作成
「いいことだから続ける」取り組みは、業績が苦しくなると真っ先に削られがちです。エフピコの回収と選別が35年続いてきたのは、原料の調達という本業の損得と結びついているからでしょう。
社会の課題を解く取り組みを、原価の言葉で説明できる形にすることが要です。その視点で、論点を4つの問いにまとめます。
自社の「空いている帰り道」はどこか
エフピコの帰り便は、すでに走っているトラックの空いた荷台を使う発想でした。中小企業にも、使われていない「帰り道」は意外と多いのではないでしょうか。
例えば、配達を終えて空で戻るトラック、営業車が客先から帰る道、昼の間だけ止まっている厨房の設備などです。こうした空きは、普段は費用として見えにくいものです。
まずは、自社の車両、設備、人の時間のうち、毎日決まって空いている部分を書き出してみてください。次に、その空きで誰かの困りごとを解けないかを考えます。
配達先で自社の梱包資材を回収する、帰り道に仕入れ先へ立ち寄って引き取りを済ませる、といった形が考えられます。新しく何かを買う前に、いまある資産の空きから始めます。この順番なら、費用を大きく増やさずに試せるはずです。
仮の数字で考えてみましょう。例えば従業員20人の卸売業で、配達のトラックが毎日空で戻っているとします。
帰り道に、納品先で出た自社商品の空き箱やパレットを月40回引き取るとしましょう。1回あたり500円分の資材を再利用できれば、月2万円、年24万円の資材費が浮く計算です。数字は説明のための例です。
ただし、お金を受け取って他社の荷物を運ぶ場合は、許可が必要になることがあります。他社の廃棄物を集めて運ぶ場合も、料金の有無にかかわらず許可が要ることがあります。始める前に、運輸局や自治体の窓口で確認しておくと安心です。
その取り組みを、原価の言葉で説明できるか
エフピコのリサイクルは、原料の確保という本業の損得と結びついていました。2026年の原料高では、再生原料が値上げの幅を抑える役割を果たしました。
中小企業でも、地域の清掃活動や障がい者雇用、廃材の再利用など、社会の役に立つ取り組みをしている会社は多いはずです。ただ、それが本業の数字とどうつながるかを説明できているでしょうか。
試しに、取り組みごとに「どの費用を下げ、どの売上を支えているか」を1行で書いてみてください。廃材を再利用しているなら、処分費と材料費がいくら減ったかです。
説明できない取り組みは、悪い取り組みではありません。ただ、業績が苦しいときに続けられるかどうかは、この1行で決まります。社会課題と事業を両立させた会社の事例は、社会課題解決ビジネスの成功事例やゼブラ企業とはでも紹介しています。
取引先との関係を、別の用途に使えないか
エフピコにとって、容器の納品先は回収の窓口でもありました。取引先との関係は、商品を売り買いするだけの線ではありません。長く続いたご縁そのものが、別の仕組みを載せられる土台になります。
中小企業でも、納品先や仕入先と話してみると、別の使い道が見つかることがあります。納品のついでに自社の箱やパレットを回収する、近い取引先同士で配送をまとめる、といった形です。
ここで大事なのは、相手の手間を増やさないことです。エフピコ方式も、スーパーにお願いしているのは回収ボックスを置くことでした。相手にとっての負担が小さく、得るものがはっきりしている提案ほど続きます。
まずは主な取引先を3社ほど選んでみてください。次の打ち合わせで「困っている廃棄物や物流はありますか」と聞いてみてはいかがでしょうか。物流と仕入れをまとめて設計した例は、ニトリのビジネスモデルも参考になります。
品質を左右する工程を、誰がどう担えるように設計するか
エフピコは、品質を左右する選別を、障がいのある社員が担う基幹の工程にしました。特例子会社などの制度を使って雇用契約を結び、教える仕組みと職場を整えたうえでのことです。
中小企業の現場にも、品質を左右するのに、手順が人の勘に頼ったままの工程があるはずです。検品、仕分け、梱包などが、その代表です。
こうした工程を細かく分け、手順書と道具、教える担当を決めると、障がいの有無を問わず担える人の幅が広がります。工程の設計を変えることが、採用の幅を変えます。エフピコの例は、そう読める事例です。
障がい者雇用を検討する場合は、ハローワークや地域の支援機関に相談すると、職場の整え方や助成の情報が得られます。雇う側の都合だけでなく、働く人が力を出せる手順と職場をそろえることが、続けるための前提です。
限られた人数で事業を回す工夫は、佰食屋のビジネスモデルでも取り上げています。他社の稼ぎ方と比べたい方は、ビジネスモデル一覧もご覧ください。
まとめ|エフピコのビジネスモデルを一言でいうと
エフピコのリサイクルが利益につながるのは、リサイクルを費用ではなく、原料を手に入れる工程に変えたからです。使用済みトレーは帰りの便で集め、障がいのある社員が中心を担う手作業の選別を経て、また同じ食品トレーに戻します。
2026年3月期の売上高は2,405億円、経常利益は過去最高の218億円でした。リサイクル単体の損益は開示されていません。
会社は、回収原料を確保できる仕組みを、原料の安定調達と価格の安定につながる優位性と説明しています。2026年の原料高では、再生原料の配合比率を上げて値上げ幅を抑えました。
一方で、発泡トレーの回収率は約30%にとどまり、新品の樹脂に頼る部分も残ります。2027年3月期の業績予想は未定で、プラスチックへの規制や人手不足もリスクとして開示されています。自社に置き換えるなら、まず自社の「空いている帰り道」を書き出すところからです。
編集部コメント
編集部が決算資料を読み直して印象に残ったのは、2026年4〜6月の決算短信にあった一文でした。新品の原料が高騰するなかで、リサイクル原料の配合比率を引き上げて影響を和らげたという説明です。
1990年に始めた回収は、ゴミ処理の問題に応えるためのものでした。それが35年後、原料が手に入りにくい局面で会社を支える役目を果たしています。
社会の課題に向き合った取り組みが、時間をかけて本業の強さに変わっていく過程を、私たちは数字の上で確かめました。
障がいのある社員が担う選別の工程を、会社は「心臓部」と書いています。善意の飾りではなく、仕組みの中心に置いてきたことが、続いてきた理由だと私たちは捉えています。
自社の社会的な取り組みを、社員や取引先に損得の言葉でも説明できるか。エフピコの仕組みは、その問いを経営者に返しているように感じました。
よくある質問(FAQ)
Q1. エフピコはどんな会社ですか?
A. 広島県福山市に本社を置く、スーパーやコンビニで使われる食品トレーや弁当・惣菜容器のメーカーです。2026年3月期の売上高は2,405億円で、16期連続の増収でした(同社決算短信)。常時およそ1万2,000品目の製品をそろえています(同社有価証券報告書)。
Q2. エフピコ方式のリサイクルとは何ですか?
A. スーパーの店頭の回収ボックスに集まった使用済みトレーを、商品を届けた帰りのトラックで引き取ります。それを選別・洗浄し、再び食品トレーに戻す仕組みです。1990年に始まり、消費者、小売店、包材問屋、エフピコの「4者一体」で回しています(同社公式サイト)。
Q3. なぜ帰り便で回収するとコストが下がるのですか?
A. 回収のためだけにトラックを走らせる必要がなくなるからです。トレーは軽くてかさばるので、遠くまで運ぶ理由はないと同社の役員は話しています(Koto Online、2024年3月)。会社は、独自のネットワークで回収原料を確保できることを固有の優位性と説明しています(同社決算短信)。
Q4. エフピコの障がい者雇用率はどれくらいですか?
A. グループの障がい者雇用率は、2026年3月時点で12.5%です(同社決算短信)。同じ時点の法定雇用率2.5%の5倍で、2026年7月に引き上げられた2.7%と比べても4倍を超えます(厚生労働省)。障がいのある社員は、トレーの選別や、食品容器の成形・組立・検品・包装といった基幹業務を担います(同社公式サイト)。
Q5. 使用済みトレーの回収率はどれくらいですか?
A. 発泡スチロール製トレーの回収率は約30%です。会社が出荷量と回収量から算出しています(エフピコ公式サイト「リサイクルQ&A」)。回収拠点は2026年6月末時点で1万1,700か所あります(同社第1四半期決算短信)。
Q6. 中小企業がエフピコから学べることは何ですか?
A. そのまま真似するのは現実的ではありませんが、考え方は取り入れられます。例えば、配達の帰り便や設備の空き時間など、いまある資産の空きを使えないかを考えることです。社会的な取り組みを原価の言葉で説明すること、取引先との関係を回収や共同配送に生かすことも、始めやすい打ち手です。
参考資料
本記事の土台は、コントリ編集部のビジネスモデル研究ノート(2026年9月調査)です。2026年10月初め時点で確認できたエフピコの決算短信、有価証券報告書、公式サイト、取材記事と照合しました。
- 株式会社エフピコ|エフピコ方式のリサイクル
- 株式会社エフピコ|2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年4月30日)
- 株式会社エフピコ|発泡スチロール製トレーのリサイクル
- 株式会社エフピコ|DICとエフピコ、色柄付き発泡食品トレーの水平リサイクルを実現(2024年11月6日)
- 株式会社エフピコ|リサイクル効果
- 株式会社エフピコ|2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年7月31日)
- 株式会社エフピコ|リサイクルQ&A
- Koto Online|回収トレーからリサイクル原料を作るエフピコの工場 築いたのは動脈と静脈が直結する場(2024年3月22日)
- 株式会社エフピコ|障がい者雇用
- 株式会社エフピコ|2026年3月期 有価証券報告書
- 株式会社エフピコ|工場見学
- パナソニック コネクト|食品トレーのエフピコが目指す「循環型価値創造のサプライチェーン」(2018年10月29日)
- 厚生労働省|障害者の法定雇用率引上げと支援策の強化について(リーフレット)
- 厚生労働省|障害者雇用対策

